外構の地面に敷く材料のひとつに、砕石というものがあります。
今回は、よく目にしていながらあまり意識したことのない砕石というものについて紹介していきましょう。
▼砕石とは
砕石は家の敷地や駐車場に敷き詰めるのに使うのに適した石で、一見砂利のように見えますが砂利とは異なるものです。
砕石は石を砕いたりして作ったもので、角が尖っているのが特徴です。
砂利は角が自然と丸みを帯びてしまうため、踏んだときに動きやすく地面に敷く基礎としては不向きです。
これに対して砕石は踏んだときに尖った部分が地盤に突き刺さるのでしっかりと固められます。
一般の道路や線路に敷き詰められることの多い砕石ですが、外構でも使われることが増えています。
▼砕石が適している場所
先ほどもお話した通り、砕石は角が尖っていてゴツゴツしています。
そのため、普段歩くことの多い
庭先やアプローチに敷くのにはあまり適しておらず、このような場所には化粧砂利のように見た目に美しく、角のない砂利が向いています。
砕石が適しているのは、駐車場や普段あまり歩くことのない家の裏側などになります。
砕石はあまりコストがかからないのでたくさん使用することができ、歩くと足音が響くため防犯対策として役立つというメリットがあります。
▼まとめ
砕石とは角が尖っている石のことで、砂利とは異なります。
角の部分が地盤に突き刺さることでしっかりと固定されるので、駐車場などの外構にも使いやすい素材となっています。
コストがかからず防犯面で優れているのも魅力のひとつです。